栃木県さくら市での、映画「かすかな光へ」上映会に参加しました。
撮影当時93歳、今年100歳になる大田 堯(おおた たかし)先生のドキュメンタリー映画です。
ずっと一貫して、ご自身の信じる教育の道を伝えてくださっている、人生の大先輩です。
今もなお、いきいきと研究をされている姿、語られる思いは、ひとつひとつ今の私にも響きました。
(以下、私のメモからの思い出し書きです)
「お母さんは、自分の細胞から分かれた実感があるから、
どうしても子供が自分の付属物だと思ってしまうけれど、
子どもも他人なんです。べつもの。
付属物という強力な欲にかられてしまう。
“違っていい”のではなく、”違う”んです。
違うとあきらめることが必要」
「命は、自ら変わるチカラをもっています。
人も草も虫も。
生命力で育っていきます。
だから、それを信頼して、寄り添うだけでいい。
自ら変わるチカラを信じて助ける、援助する。
果物なら果物の立場となって手助けする。
教え育てるではなく、信頼+介添」
「関わりの中に命がある。
違いを大事にして、関わりの中で夢をもつ。」
以上の3つを柱に伝えてくれました。
(「かすかな光へ」公式サイトより)
絵本を読みきかせて、子どもたちの反応を喜ぶ笑顔が可愛らしくて、素敵でした。
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